パーキンソン病の歩行のコツについて

千代田区水道橋にある鍼灸マッサージのルクス治療院です。

パーキンソン病の罹患者数は約15万人程と言われており、指定難病の疾患になります。歩行することが大変にもなりますが、ご自身の中で少しコツを覚えると歩きやすくなることもあります。歩行の特徴とコツなどを含めた訓練について紹介したいと思いますので、ご参考になれば幸いです。

パーキンソン病の歩行の特徴

歩行にはいくつか特徴があり、日常生活動作に影響してきます。どのような歩行があるのかは以下となります。

小刻み歩行

ちょこちょこ歩きなど、歩く歩幅が狭くなる歩行障害のことをいいます。パーキンソン病の場合、症状が出現するのは罹患した初期からとされています。

突進歩行

突進歩行は特徴的な歩行で、体が前のめりになって早足で歩くようになります。また、止まりにくくなって止まれなくなったりします。パーキンソン病に罹患して中期以降に発生する症状となります。

すくみ足

歩きはじめの一歩目が出にくくなります。立ち上がり動作でも同様に動き出しにくくなります。突進歩行と同様に罹患して中期以降に出現するとされています。急にすくみ足になる場合ですと、パーキンソン病以外の疾患を疑うこともあります。

歩行時のコツ

歩行時、特に歩き始めでの動きにくさが出ている方は多いと思います。歩く時に何か指標になるものがあると、一歩目が出やすくなったり歩きやすさが出やすいです。例としていくつか紹介していきます。

音楽を流したり掛け声をかける

特に動き始めで足が動かない場合には、音楽や掛け声などのリズムがあると動く指標になり動きやすくなります。好きな音楽や知っている音楽ですとリズムに乗りやすいと思います。また、掛け声も「1,2,1,2」「ワンツー、ワンツー」「右左、右左」など動きやすいと思うリズムを見つけてみると良いと思います。立ち上がる時に「よいしょ」と言うと動きやすくなるのと同じように、発声をすると動きのアシストになります。

少し大きく腕を振る

腕を大きく振ることで足が前に出やすくなります。腕を振ることで体の捻じれ運動が生まれ、足を前に振り上げやすくなります。歩き始めでも先に腕を振るのも良いと思いますし、小刻み歩行で歩幅が狭い方には有効であると思います。

目線を上げる

目線が下がると足の動きが小さくなりやすく、歩幅も小さくなります。パーキンソン病の場合ですと背中が丸くなりやすく、目線も下がりやすいので目線を上げるように意識することが大切です。姿勢保持が難しいと感じる場合には無理のない範囲でおこなってみると良いです。

まとめ

パーキンソン病での歩行のコツについて紹介しました。歩行のしにくさは生活に大きく影響するので、少しでも日常生活での動きやすさが出れば幸いです。また、当院ではパーキンソン病に対しての鍼灸治療やリハビリマッサージをおこなっております。ご自宅などへ医療保険を使った訪問マッサージもおこなっております。お問い合わせなどありましたら、以下のLINEアカウントにていつでも承っておりますので、お気軽にご相談下さいませ。

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