その肩こりは整体じゃダメ?良いケースor悪いケース

水道橋すぐにある鍼灸マッサージのルクス治療院です。

肩こりがあって整体やリラクゼーションで揉んでもらいたい、という経験は少なくないと思います。肩こりだと思っていても整体ではなく病院に受診すべき危険なケースが隠されている可能性もあります。どのようなケースなのか良いor悪いかで紹介したいと思います。

整体を受けて良いケース

整体を受ける場合、基本的に良いケースとして「動かした時に痛みがある」ことです。原因として筋肉、筋膜、腱、靭帯などによる痛みのケースが考えられます。詳しくどのようなケースで整体を受けて良いと判断するのか紹介します。

いわゆる「寝違え」

急な首や肩の痛みが出て、動かせるが強い痛み〜動かすのが難しくズキズキした痛みまで痛みの出方が様々なものです。基本的には炎症が発生しているものではなく、筋肉や筋膜、靭帯などの組織が阻血状態となり、上手く動かせなくなることが多いです。早い場合で当日~3日までで痛みが引くことが多いですが、強い場合には1週間以上痛みが残るものもあります。鍼灸や整体にて動きを付けることと、ご自身でも動かしていきながら経過をみることで早期に回復しやすいです。

動かして痛みがあるが次第になくなる

この場合には筋肉やその他組織の血流が悪くなり、伸張性が悪くなっていることが考えられます。動かすことで次第に血行が良くなり緩和していきます。筋肉や関節の動きやすさを整体や鍼灸で作り緊張をほぐすことがベースとして大切であり、運動習慣をつけて筋肉や関節の動きを作る事が予防になります。

痛みはないが左右で動かしにくさが違う

この場合で多いケースは片方の筋肉や組織の影響がある場合です。筋肉の柔軟性や靭帯や筋膜などの組織の機能が低下していることで左右の動かしやすさが変わってきます。痛みがなくとも動く範囲が狭くなることで、ケガなどのリスクが高まります。左右差のないように動けるための整体や運動療法で向上させることが大切です。

腕や肩甲骨の痛みや手の血行が悪くなる

この場合ですと主に考えられるのが「胸郭出口症候群」や「頸椎椎間板ヘルニア」という疾患です。

胸郭出口症候群は胸の周囲の胸郭という部分に通る血管や神経が圧迫されることで血行障害やしびれなどの痛みが腕に出現します。首の前方にある斜角筋という筋肉、第一肋骨と鎖骨の間の詰まり、小胸筋のポイントでの神経や血管の圧迫が原因となります。

頸椎椎間板ヘルニアは、椎間板という背骨の間にあるゼリー状のクッション材の組織が神経を圧迫することで首や肩、腕に痛みやしびれが生じます。

どちらの痛みに対しても鍼灸や整体にて対応可能です。首だけでなく肩甲骨や鎖骨、胸椎など周囲の関節や筋肉の働きを改善することで負担を減らすことができます。必要に応じて整形外科等の受診も必要になりますが、ご相談しながらおこなってまいります。

整体を受けない方が良いケース

基本的には何もしていなくても痛みが出ている場合には、病院に受診する必要がある痛みの可能性があります。また、その他で肩こりが危険な痛みを知らせる信号になるケースがあります。考えられるものは以下のようなものです。

狭心症や心筋梗塞

狭心症では胸痛や息切れ以外にも、血管が狭くなることで肩こり症状も引き起こされます。狭心症の場合は左側に出やすいとされています。

心筋梗塞でも同様の痛みが出る場合があります。同様に胸痛などの症状が出現するので繰り返し起こるようでしたら前兆の症状かもしれません。

脳動脈瘤

くも膜下出血などがこれに該当します。肩こりのような症状としては首から肩にかけての痛みが出現します。それ以上に経験したことのない強い頭痛が出現するようになります。

ガンなどによるもの

非常に稀ではありますが、肺がんで肩こりのような症状が出現することがあります。もちろん肩こりのような症状だけでなく、進行すると咳や喀血、声のかすれなどの症状が出現します。喫煙歴がある人などは要注意です。

まとめ

今回は肩こりは整体で良いケースと悪いケースについて紹介しました。基本的には整体を受診して良い場合が多いですが、稀に整体を受けない方が良いケースがあるので注意が必要です。整体や鍼灸を受診する際でのご参考になれば幸いです。

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