耳鳴りの症状でこんなお悩みはないですか?
✔疲れてくると耳鳴りがする
✔耳鳴りだけでなくめまいもする
✔耳鳴りだけでなく聴力も低下している
✔メニエール病などで耳鳴りやめまいの症状がある
✔耳鳴りの薬を飲んでも緩和しない
耳鳴りの症状も身近で、上記のようなお悩みの方は多いのではないでしょうか?
耳鳴りは身体の不調のサインです。
耳鳴りがするだけでもストレスが溜まりますよね、、、
放置すると、耳鳴りの原因にもよりますが「難聴」「顔面神経麻痺」などの症状になることもあります。
早めに施術や処置をすると少ない回数で楽になるケースが多いです。
耳鳴りの原因と当院での治療について紹介していきます。
耳鳴りの原因
まずは耳鳴りについて様々な原因を書かせていただきます。
耳鳴りの原因になる病気には、様々なものがあり、特定も難しいものですが、何個かあるものを例にあげ、該当するものの参考にしていただければと思います。
原因を大きく分けますと、次の三つに分類できると思います。
1、中耳、内耳などの問題
2、聴神経や脳の病気
3、その他の病気やストレスなど
まずは1からの説明に入る前に、簡単に耳の構造について説明させていただきます。
耳は大きく分けると三つの部分から出来ています。
①外耳
いわゆる耳とよばれているところから、耳の穴(外耳道)の鼓膜までの部分のことを指します。
役割として一定の音域の音を増幅させて聞き取りやすくする役割などがあります。
②中耳
鼓膜から耳小骨といわれるツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という、小さい三つの音を増幅させるための骨の一番の奥にあるアブミ骨の底までとなっています。
耳小骨は鼓膜と内耳の間にある鼓室というところにあります。
鼓室は耳管を通して鼻の奥に繋がっていて、そこから空気の出し入れをすることで、鼓室内の気圧の調整をして、正しく音を伝える手助けをしています。
このようにして音圧を増幅させて内耳へと音を届けています。
③内耳
蝸牛というカタツムリのような形をした器官と、三半規管から構成されています。蝸牛の中にはリンパ液が入っていて、外耳・内耳を伝わってきた振動がこのリンパ液を揺らします。
この揺れを、音の強弱や高低を分析する細胞、有毛細胞とらえることで電気信号として変換され、蝸牛神経といわれる神経を通り脳に音として伝わります。
三半規管とは蝸牛に連なるもので先に出てきた有毛細胞が存在するところであり、リンパ液の流れから、頭部の回転を感知するしくみを有しております。
ちなみに、めまいにも関係してくる難聴には、伝音性難聴と感音性難聴、そしてこの二つが同時に起こる混合性難聴の三つがあります。
伝音性難聴は外耳や中耳に障害があることで起こるので、補聴器の装用、外科手術や薬物投与などで改善が見込めます。
一方、感音性難聴は内耳や脳の障害によって起こるもので、有毛細胞の破損が主な原因として挙げられてきます。
細胞の再生などは現在の医学では難しく、その有毛細胞が担当していた音の高さが聞こえにくくなってしまいます。
そしてこちらの感音性難聴が耳鳴りの原因となることが多いです。
なぜならば感音系に異常があると脳が電気信号をもっと受け取ろうとして、聴神経の感度を高くします。
その為、本来なら受け取らなくてもいいような電気信号までとらえてしまうのが、耳鳴りを起こすのではといわれています。
ではこの構造を踏まえ、3つの原因の説明をさせて頂きます。
耳鳴りの原因その1:中耳、内耳などの問題
中耳の病気
①耳管狭窄症
耳と鼻をつなぐ耳管の内側の粘膜が腫れて狭くなったりすることにより、耳閉感や低音の耳鳴りの症状を引き起こします。
原因としては、風邪に伴う副鼻腔炎や、アデノイド(咽頭扁桃肥大)、上咽頭がんなどが挙げられます。
その他にも、疲労や高齢者の機能障害などが原因となってくる場合もあります。
②耳管開放症
耳管狭窄症の逆で、耳管が開いたままになってしまう状態です。
耳管狭窄症と同じように低音の耳鳴りと共に、こちらは自分の声が大きく跳ね返ってくる(自声強調)が起こることが多いです。
原因としては、生活習慣の乱れ、急激な体重減少、ストレス、妊娠よるホルモンバランスの異常などがあるようです。
③滲出性中耳炎
中耳クウ(鼓室)に液体が貯留することにより、難聴、耳鳴りといった症状を引き起こします。
普通の中耳炎と違い、ほとんどが激しい痛みと熱を伴いません。
耳管を通って弱い炎症が中耳クウに入ってくると、炎症性の水が滲みでてきます。
これが貯留することにより中耳クウの働きがうまくいかなくなり症状がでてきます。
原因としては耳管狭窄症あげたものとかなり近く耳管狭窄症自体も原因となります。
鼻や喉の炎症はこの病気につながる可能性があります。
内耳の病気
①メニエール病
なんの前触れもなく突然に回転性のめまい(ぐるぐると回る)が起こり、めまいと共に、耳鳴りや、耳閉感、難聴などが起こります。
メニエール病は反復して、症状がでることも特徴に挙げられます。
原因としては、内耳を満たしている内リンパ液が増えすぎることにより、内耳がパンパンに腫れてしまう為に症状が起きます。
ただこの内リンパ液が増える原因についてはまだ解明されてなく、難病とされています。
現状ではストレス・生活習慣の乱れ・几帳面な性格・疲労などが内リンパを増やしているのではと仮定されています。
②突発性難聴
ある日突然に片方の耳が聞こえにくくなる病気です。
朝起きた時であったり、夕方になって急になったり、名前の通り突然にめまいや耳鳴りを伴って起きたりします。
原因としては、こちらもはっきりとはわかっていませんが、ウイルス感染、内耳への血流障害、ストレスなどが関係しているとされています。
数日すると症状の改善をみることが多いですが、聴神経の腫瘍などが原因で起きたりする場合もあり、その場合は早期の発見が重要になります。
軽く考えずに、症状がでたらなるべく早く耳鼻科を受診することをお勧めします。
③外リンパろう
中耳と内耳をつなぐ薄い膜が破れることにより、外リンパ液が内耳に漏れてしまうことで難聴やめまい、そして耳鳴りなどを引き起こします。
原因としては、重いものを持ち上げたり運んだりの力仕事、トイレで力む、強く鼻をかむ、海に潜るなど、中耳への圧が急激にあがる際に、膜が破れるとされています。
その他には頭部の外傷や飛行機での旅行によるものもあります。 発症時にはパチッという音が聞こえることもあります。
耳鳴りの原因その2:聴神経や脳の病気
①聴神経腫瘍
耳の奥で、平衡感覚に関係する神経を包む細胞から発生し、ゆっくり大きくなる良性の腫瘍です。
腫瘍によって神経が圧迫され、耳鳴りや難聴、めまいなどが起こります。
症状の位置や大きさによって変わってきます。
片側に発生することが多く、反対の耳で聞くとよく聞こえる、よく聞こえる方の耳を前に出して、聞くなどのことも特徴として挙げられます。 近くに顔面神経が通っているので、顔面神経麻痺が現れることもあります。
②脳梗塞
脳卒中の一つで、頭の中の血管がつまることにより起こります。
血管が狭くなったり詰まったりすることにより、脳への酸素などが十分に供給されないことで脳の障害が起こります。
詰まる血管によって症状は変わりますが、耳鳴りやめまいに関係するのは、前下小脳動脈で、他にも回転性のめまい、難聴、顔面神経麻痺などが起こる場合があります。
耳鳴りの原因その3:その他の病気
①色々な病気の合併
上にあげた症状が主なものですが、それ以外にも高血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化、不整脈、腎臓病といった、全身の病気により起こることもあります。
うつ病、自律神経失調症、更年期障害なども原因になることもあります。
②ストレス
上で挙げた自律神経失調症などは社会環境から受ける過剰なストレスが関係しているといわれています。
更年期障害によってもストレスを受けることもあるでしょう。
交感神経は、活動する時に優位になり、副交感神経はリラックスするときに優位になります。
この二つの神経のバランスによって体内の環境を正常に保っています。
ここでストレスが沢山かかると、対抗するために交感神経だけが優位になってしまいます。
それにより血圧が上昇し、血流が増加するので、内耳や脳への血流にも異常が生じる可能性が高くなり、それにより耳鳴り、めまいが引き起こされやすくなります。
症状を改善するには、交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にすることが大切になります。
当院での耳鳴りの治療について
耳鳴りで一般的に原因不明と言われるものも多くはストレス由来や血流の流れが悪くなり引き起こるものが多いです。
少なくとも原因が不明なものであれば、ストレスによるものが多く改善する見込みは高いです。
耳管開放症や耳管狭窄症など、器質的なものは治療が遅ければ遅いほど耳鳴りだけでなく難聴になる可能性が高いので早めの治療をおススメいたします。
当院独自の【頭部顔面バランスメソッド】も有効な手段になります!
症状により、施術の回数や期間が掛かることもあります。
目安としては、週1度の施術を2カ月続けて、その後緩和してきたら月1~2度の施術でメンテナンスをしていく流れになります。(状態により、前後する場合があります)
その場合は当院でおこなう自律神経調整法により快方向かう可能性が高いと考えられますので、一度お悩みの方は一度当院にご相談してみてはいかがでしょうか?
聴神経腫瘍などの脳からの由来のものですと、場合により手術が必要なケースがあります。そのような方は、一度耳鼻咽喉科などに受診をすることを勧めることもあります。
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