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耳鳴りと治療

耳鳴りの症状でこんなお悩みはないですか?

疲れてくると耳鳴りがする

✔耳鳴りだけでなくめまいもする

✔耳鳴りだけでなく聴力も低下している

メニエール病などで耳鳴りやめまいの症状がある

✔耳鳴りの薬を飲んでも緩和しない

耳鳴りの症状も身近で、上記のようなお悩みの方は多いのではないでしょうか?

耳鳴りは身体の不調のサインです。

放置すると耳鳴りの原因にもよりますが「難聴」「顔面神経麻痺」などの症状になることもあります。

早めに施術や処置をすると少ない回数で楽になるケースが多いです。

耳鳴りの原因と当院での治療について紹介していきます。

耳鳴りの原因

耳鳴りについて様々な原因があります。

耳鳴りの原因になる病気には、様々なものがあり、特定も難しいものですが、何個かあるものを例にあげていきます。

原因を大きく分けますと、次の三つに分類されます。

1.中耳、内耳などの問題
2.聴神経や脳の病気
3.その他の病気やストレスなど

1.中耳、内耳などの問題

中耳の病気では以下のものがあります。

耳管狭窄症

耳と鼻をつなぐ耳管の内側の粘膜が腫れて狭くなったりすることにより、耳閉感低音の耳鳴りの症状を引き起こします。

原因としては、風邪に伴う副鼻腔炎や、アデノイド(咽頭扁桃肥大)、上咽頭がんなどが挙げられます。

その他にも、疲労や高齢者の機能障害などが原因となってくる場合もあります。

耳管開放症

耳管狭窄症の逆で、耳管が開いたままになってしまう状態です。

耳管狭窄症と同じように低音の耳鳴りと共に、こちらは自分の声が大きく跳ね返ってくる(自声強調)が起こることが多いです。

原因としては、生活習慣の乱れ、急激な体重減少、ストレス、妊娠よるホルモンバランスの異常などががあります。

滲出性中耳炎

中耳クウ(鼓室)に液体が貯留することにより、難聴耳鳴りといった症状を引き起こします。

普通の中耳炎と違い、ほとんどが激しい痛みと熱を伴いません。

耳管を通って弱い炎症が中耳クウに入ってくると、炎症性の水が滲みでてきます。

これが貯留することにより中耳クウの働きがうまくいかなくなり症状がでてきます。

原因としては耳管狭窄症あげたものとかなり近く耳管狭窄症自体も原因となります。

鼻や喉の炎症はこの病気につながる可能性があります。

内耳の病気では以下のものがあります。

メニエール病

なんの前触れもなく突然に回転性のめまい(ぐるぐると回る)が起こり、めまいと共に、耳鳴りや、耳閉感難聴などが起こります。

メニエール病は反復して、症状がでることも特徴に挙げられます。

原因としては、内耳を満たしている内リンパ液が増えすぎることにより、内耳がパンパンに腫れてしまう為に症状が起きます。

ただこの内リンパ液が増える原因についてはまだ解明されてなく、難病とされています。

現状ではストレス・生活習慣の乱れ・几帳面な性格・疲労などが内リンパを増やしているのではと仮定されています。

突発性難聴

ある日突然に片方の耳が聞こえにくくなる病気です。

朝起きた時であったり、夕方になって急になったり、名前の通り突然にめまい耳鳴りを伴って起きたりします。

原因としては、こちらもはっきりとはわかっていませんが、ウイルス感染内耳への血流障害ストレスなどが関係しているとされています。

数日すると症状の改善をみることが多いですが、聴神経の腫瘍などが原因で起きたりする場合もあり、その場合は早期の発見が重要になります。治療が遅れると難聴になる可能性もある疾患です。

軽く考えずに、症状がでたらなるべく早く耳鼻科を受診することをお勧めします。

外リンパろう

中耳と内耳をつなぐ薄い膜が破れることにより、外リンパ液が内耳に漏れてしまうことで難聴めまい、そして耳鳴りなどを引き起こします。

原因としては力仕事、トイレで力む、強く鼻をかむ、海に潜るなど、中耳への圧が急激にあがる際に、膜が破れるとされています。

その他には頭部の外傷や飛行機での旅行によるものもあります。 発症時にはパチッという音が聞こえることもあります。

2.聴神経や脳の病気

①聴神経腫瘍

耳の奥で、平衡感覚に関係する神経を包む細胞から発生し、ゆっくり大きくなる良性の腫瘍です。

腫瘍によって神経が圧迫され、耳鳴り難聴めまいなどが起こります。

症状の位置や大きさによって変わってきます。

片側に発生することが多く、反対の耳で聞くとよく聞こえる、よく聞こえる方の耳を前に出して、聞くなどのことも特徴として挙げられます。 近くに顔面神経が通っているので、顔面神経麻痺が現れることもあります。

②脳梗塞

脳卒中の一つで、頭の中の血管がつまることにより起こります。

血管が狭くなったり詰まったりすることにより、脳への酸素などが十分に供給されないことで脳の障害が起こります。

詰まる血管によって症状は変わりますが、耳鳴りやめまいに関係するのは、前下小脳動脈で、他にも回転性のめまい難聴顔面神経麻痺などが起こる場合があります。

3.その他の病気やストレスなど

①色々な病気の合併症

上にあげた症状が主なものですが、それ以外にも高血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化、不整脈、腎臓病といった、全身の病気により起こることもあります。

うつ病、自律神経失調症、更年期障害なども原因になることもあります。

②ストレス

上で挙げた自律神経失調症などは社会環境から受ける過剰なストレスが関係しているといわれています。検査等で原因が不明なものでは一番多いです。

更年期障害によってもストレスを受けることもあるでしょう。

交感神経は、活動する時に優位になり、副交感神経はリラックスするときに優位になります。

この二つの神経のバランスによって体内の環境を正常に保っています。

ここでストレスが沢山かかると、対抗するために交感神経だけが優位になってしまいます。

それにより血圧が上昇し、血流が増加するので、内耳や脳への血流にも異常が生じる可能性が高くなり、それにより耳鳴り、めまいが引き起こされやすくなります。

症状を改善するには、交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にすることが大切になります。

セルフケア方法で緩和するものもあります!
以下からご覧ください↓↓
耳鳴りのセルフケア法

当院での耳鳴りの治療について

耳鳴りで一般的に原因不明と言われるものも多くはストレス由来や血流の流れが悪くなり引き起こるものが多いです。

少なくとも原因が不明なものであれば、ストレスによるものが多く改善する見込みは高いです。

耳管開放症や耳管狭窄症、メニエール病は鍼灸による改善が見込めるものですが、一度耳鼻科等に受診をして診断してからの治療をすることを推奨します。

症状により、施術の回数や期間が掛かることもあります。

目安としては、週1度の施術を2カ月続けて、その後緩和してきたら月1~2度の施術でメンテナンスをしていく流れになります。(状態により、前後する場合があります)

その場合は当院でおこなう自律神経調整法により快方向かう可能性が高いと考えられますので、一度お悩みの方は一度当院にご相談してみてはいかがでしょうか?

聴神経腫瘍などの脳からの由来のものですと、場合により手術が必要なケースがあります。そのような方は、一度耳鼻咽喉科などに受診をすることを勧めることもあります。

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