なんでむくみ(浮腫)が出るのか?解消方法について
水道橋の鍼灸整体のルクス治療院です。
むくみがあるという人はとても多いと思いますが、むくみの原因を知っていらっしゃいますか?パンパン足になったり、お顔はとても目立ちやすいですよね。そんな時に解消する方法までご紹介したいと思います。
なんでむくみが出るのか
むくみ(浮腫)とは、血管内から水分が漏れ出して皮膚の下にある皮下組織という部分に溜まってしまうことをいいます。皮下組織内にも水分は存在しますが、余分に溜まってしまうことでむくみの原因となります。病気によってむくみが出てくる場合もあり、心不全・腎不全・静脈瘤など様々です。今回は病気以外によるものを中心に、解消方法について紹介したいと思います。
むくみを解消するには
むくみの解消方法は以下となります。どれかに当てはまるようでしたら対策を取ってみましょう。
水分不足にならないように
水分不足になることで、血液やリンパ液が循環して発生した老廃物は汗や尿として排出するのですが、その働きが上手くできずに細胞の間に水分が残ることでむくみ症状を引き起こします。1時間に1度はコップ1杯の水を飲むように心がけましょう。
同じ姿勢にならない
同じ姿勢を取り続けることで、特に足ですとふくらはぎの筋肉の収縮によるポンプ作用の働きが無くなり、心臓に血液が戻りにくくなります。こうして血液が滞っていると血管外へ水分が漏れ出てしまいむくみの原因になります。同じ姿勢にならないよう、デスクワークの場合には最低でも1時間に1度は席を立って歩いたりつま先立ちの運動(カーフレイズなど)をおこなうことが有効です。
筋力不足・運動不足
筋力が弱かったり運動習慣がない場合ではむくみの原因になりやすいです。「同じ姿勢にならない」でもあげたように、筋肉には血液を押し出すポンプ作用があります。押し出す筋力が弱いと血液が同じ場所に滞りむくみの原因になります。また、運動習慣がない場合でも同じ現象が起こりやすいです。特に最近ではリモートワークの増加などで運動習慣の低下も多くみられます。最低でも1日30〜40分は歩く習慣をつけましょう。
塩分を摂り過ぎない
人間の体は塩分の量を一定に保とうとします。塩分を摂り過ぎることで細胞内で高まった塩分濃度を薄めるために水分を取り込もうとします。これによって細胞に水分が過剰に溜まってむくみを引き起こします。味の濃い食べ物やラーメンのスープを飲むなど、食事に気を付けるようにしましょう。
タンパク質とカリウム
主にタンパク質とカリウムが大切になります。タンパク質やカリウムが不足していると、むくみの原因になります。タンパク質は特に低栄養の場合に引き起こることが多いです。タンパク質は体内でアルブミンというものになり、アルブミンは水分を引き寄せる力があります。血管内のアルブミンが不足すると水分を引き寄せる力が弱まり、血管の外に水分が出てしまいむくみの原因になります。カリウムには細胞内外の水分の調整する役割があり、特に塩分の排出に大切な栄養素です。
まとめ
以上がむくみの原因と解消法についての紹介でした。この中で当てはまるものがあるようでしたら、対策をおこないむくみの解消になれば幸いです。むくみが続くことで静脈瘤の原因になることもあるので、少しでも解消できるよう実践してみてくださいね。
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国家資格【鍼灸師】【あん摩マッサージ指圧師】
埼玉県や東京で約10年、鍼灸院や鍼灸整骨院等で勤務し「ルクス治療院」を2020年に開業し院長として在籍。デスクワーカーのお悩みからスポーツ疾患、慢性疾患の改善や美容整体まで幅広くの顧客に対応。日常生活で痛みが出ないよう生活指導をおこなう。ファッション業界で勤務の経歴があり、趣味は筋トレ・ゴルフ(ビギナー)・温泉。