陰部神経痛(陰部神経障害)とは
陰部神経痛(陰部神経障害)とは、骨盤の奥を通る陰部神経が圧迫・炎症を受けることで、会陰部・外陰部・肛門周囲に慢性的な痛みや灼熱感、しびれが生じる疾患です。特に「座ると症状が悪化しやすい」という特徴があり、MRIなどの画像検査では異常が見つかりにくいケースが多く見られます。
陰部神経痛による慢性的な痛みや違和感は、原因となっている骨盤底筋群の緊張緩和や神経周囲の血流を促す「鍼灸治療」によって、多くの方が「座れる時間が伸びた」「痛みが和らいだ」と効果を実感されています。
水道橋駅近くにある鍼灸マッサージ院ルクス治療院では、千代田区を中心に東京近郊(神奈川・千葉・埼玉)エリアから、病院で「異常なし」と言われた陰部神経痛でお悩みの方が多く来院され、症状の軽減・改善に繋がっています。

本ページでは、陰部神経痛とは何か、症状・原因、骨盤底筋群との関係、そして当院で行う鍼灸治療について詳しく解説します。
陰部神経の役割と走行
陰部神経は仙骨神経叢(骨盤の奥)から分岐し、骨盤底筋群の隙間を通りながら会陰部・外陰部・肛門周囲へと走行しています。
主にデリケートゾーンや肛門周囲の「知覚(感覚)」や「骨盤底筋の働き」を担っているため、この神経が圧迫や牽引を受けると、特定の領域に慢性的な強い痛みやしびれを引き起こします。
陰部神経痛の主な症状と特徴
陰部神経の圧迫や損傷によって生じる慢性的な神経痛で、以下のような症状や特徴がみられます。
主な症状
・外陰部、会陰部、肛門周囲の痛みや違和感
・焼けるような灼熱感、鋭く刺すような痛み
・電気が走るような神経痛、しびれ、感覚の鈍さ
日常生活でよくみられる傾向
・長時間の座位(座る姿勢)で強く悪化する
・立っている時や横になっている時は軽快しやすい
・ドーナツクッションや円座クッションが手放せない
・車の運転やデスクワーク、通勤がつらい
・排尿・排便・性交時に痛みが強まることがある
・MRIやレントゲンなどの画像検査で異常が見つからないことが多い
デリケートな部位の症状であるため、日常生活だけでなく精神的なストレスを大きく伴うケースが多いのも特徴です。
陰部神経痛の原因
陰部神経痛の原因は一つではなく、以下が関与すると考えられています。
・自転車・バイクによる股間部の圧迫
・骨盤手術後の神経損傷
・出産による骨盤周囲の負担
・骨盤底筋群の過緊張
・明確な原因が特定できないケース
特に、骨盤底筋群の緊張やアンバランスは、陰部神経を圧迫しやすく、慢性化の大きな要因となります。
病院で「異常なし」「原因不明」と言われた方へ
陰部神経痛は、MRIやレントゲンなどの画像検査では異常が見つからないことが多く、
「原因が分からない」「様子を見ましょう」と言われてしまうケースが少なくありません。
病院で検査を受けても異常が見つからず、
痛み止めや神経障害性疼痛の薬を続けても改善せず、
長期間お悩みになっている方も少なくありません。
特に陰部神経痛は、
・長時間座れない
・仕事や通勤がつらい
・常に陰部の違和感が気になる
・精神的ストレスが強くなる
など、日常生活へ大きな影響を及ぼすケースがあります。
当院には、ペインクリニック・泌尿器科・婦人科・整形外科などで
「異常なし」「原因不明」と言われた後に来院される方も多くいらっしゃいます。
これは、
骨盤底筋群の緊張や神経への圧迫など、
画像検査では分かりにくい問題が関与しているケースもあります。



当院では、陰部神経の走行や骨盤底筋群の状態を評価し、神経と筋肉の両面からアプローチする鍼灸治療を行っています。
骨盤底筋群とは|陰部神経との関係
骨盤底筋群は、骨盤内(膀胱・子宮・直腸など)を支え、
・排尿・排便のコントロール
・腹圧の保持
・骨盤内臓の安定
といった重要な役割を担っています。
骨盤底筋群は大きく以下の2つに分類されます。
尿生殖筋群
尿生殖筋群は、
・排尿
・性機能
・骨盤の安定性
などに関与しています。
肛門筋群
肛門筋群は、
・排便のコントロール
・骨盤内臓の支持
などに関与しています。
陰部神経の走行と支配領域(イメージ図)


陰部神経痛に対する鍼灸治療|当院のアプローチ
陰部神経痛では、骨盤底筋群の過緊張や骨盤周囲の筋膜・神経へのストレスが慢性化し、
神経が過敏な状態になっているケースが多くみられます。
鍼灸治療では、
・過緊張を起こした筋肉へのアプローチ
・神経周囲の血流改善
・骨盤周囲の緊張緩和
・自律神経バランスの調整
などを目的として施術を行います。
筋肉と神経の両面へアプローチすることで、
慢性的な痛みや違和感の軽減・改善を目指していきます。
当院では、陰部神経の走行を考慮しながら、
骨盤周囲や仙骨周囲を中心に鍼灸治療を行います。
・仙骨周囲から外側にかけた骨盤周囲
・骨盤底筋群の過緊張部位
・状態に応じた経穴(ツボ)
にアプローチし、神経への圧迫を軽減し、骨盤全体の緊張を緩めることを目的とします。



陰部神経痛はデリケートなお悩みのため、「相談しづらい」「どこへ行けば良いか分からない」という方も少なくありません。
※当院ではプライバシーに配慮し、
完全予約制で施術を行っております。
施術回数・改善までの目安
1〜3回の施術で変化を感じられる方が多いです
多くの場合、1〜3ヶ月程度を目安に施術を行っていきます
症状が落ち着いた後は、施術間隔を空けながら経過をみていきます。
陰部神経痛で来院された方の一例
症例1:40代男性(デスクワーク・長時間座位)
長時間のデスクワーク後から、会陰部〜肛門周囲に焼けるような痛みが出現。泌尿器科・整形外科・MRI検査では大きな異常はなく、痛み止めや神経障害性疼痛の薬を服用するも改善せず来院されました。
初回は骨盤底筋群や仙骨周囲の緊張が強く、座位保持で症状悪化がみられました。鍼灸施術を継続し、
・座位時痛の軽減
・灼熱感の減少
・長時間座れる時間の増加
などの変化がみられ、約2ヶ月で日常生活への支障が大きく軽減しました。
※効果には個人差があります。
症例2:30代女性(出産後・骨盤周りの違和感から発症)
出産後数ヶ月が経過した頃から、座った際の会陰部痛と鋭い神経痛が出現。婦人科や整形外科を受診するも「画像上は問題ない」と言われ、ドーナツクッションを使用しながら育児や日常生活を過ごされていました。
骨盤底筋群の過緊張と、仙骨周囲の筋肉の硬さが目立っていたため、尾骨・骨盤周囲への鍼灸施術を実施。
・3回目の施術後から座った際の痛みが和らぐ
・1ヶ月半ほどでドーナツクッションなしで座れる時間が増加
育児や外出時のストレスが大幅に軽減され、現在はメンテナンス目的で通院されています。
※効果には個人差があります。
陰部神経痛でお悩みの方へ
陰部神経痛は、
画像検査では異常が見つからないケースも多く、
周囲に相談しづらい症状でもあります。
「どこに相談すれば良いか分からない」
「病院では改善しなかった」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。
水道橋駅徒歩1分のルクス治療院では、
骨盤底筋群・神経・筋膜の状態を評価しながら施術を行っています。
LINEからのご相談・ご予約も受け付けております。
陰部神経痛と似た症状を起こす疾患
会陰部や陰部の痛みは、必ずしも陰部神経痛だけが原因とは限りません。
実際には、慢性前立腺炎や慢性骨盤痛症候群など、
似た症状を示す疾患も存在します。
症状が長引く場合は、医療機関での検査を受けたうえで
原因を確認することが大切です。
慢性前立腺炎(慢性骨盤痛症候群)
男性に多くみられる疾患で、
・会陰部痛
・陰嚢周囲の違和感
・排尿時痛
・長時間座ると悪化
など陰部神経痛と似た症状がみられることがあります。
慢性前立腺炎について詳しくはこちら


女性の慢性骨盤痛症候群
女性にみられる慢性的な骨盤痛で、
・下腹部痛
・会陰部痛
・性交痛
などを伴うことがあります。
女性の骨盤痛症候群について詳しくはこちら


痔による痛み
切れ痔やいぼ痔、痔ろうによって肛門部の痛みが出ることがあります。必要に応じて医療機関へ受診を勧める場合があります。
痔による痛みについて詳しくはこちら


陰部神経痛の鍼灸治療についてよくある質問
Q1. 鍼灸治療は痛くないですか?
A.
使用する鍼は非常に細く、痛みは最小限です。
陰部そのものに直接刺すことはなく、尾骨周囲や骨盤周囲への施術が中心です。
Q2. 陰部に直接鍼を刺すのですか?
A. いいえ。陰部そのものに直接鍼を刺すことはありません。尾骨周囲や骨盤周囲、関連する筋肉・ツボへの施術が中心です。
Q3. どのくらいで効果を感じますか?
A.
早い方では1〜3回で変化を感じられます。
多くの場合、1〜2ヶ月程度で大きな改善がみられます。
Q4. 病院と併用しても大丈夫ですか?
A.
問題ありません。
服薬中の方も多く来院されており、鍼灸治療は補完療法として行えます。
Q5. 再発することはありますか?
A.
骨盤底筋群の緊張や生活習慣が改善されない場合、再発することがあります。
そのため、症状改善後は施術間隔を空けながらのケアをおすすめしています。
Q6. 男性・女性どちらも対象ですか?
A.
はい。陰部神経痛は男女ともに起こる疾患で、どちらの症例も多数あります。
Q7. まずは病院を受診した方が良いですか?
A.
強い痛みや急激な症状がある場合は、まず医療機関での検査をおすすめしております。検査で大きな異常が見つからず、慢性的な痛みや違和感が続いている場合には、鍼灸施術によるアプローチを検討される方も多くいらっしゃいます。
当院には、
・千代田区
・文京区
・新宿区
・中央区
・港区
など東京近郊エリアからもご相談をいただいております。
水道橋駅近くで陰部神経痛について相談できる鍼灸院をお探しの方は、お気軽にご相談ください。
施術・監修について
鍼灸マッサージ院ルクス治療院では、
国家資格保有者が施術を行っています。
患者様のお身体の状態を確認しながら、
症状に応じた施術を行っております。
まとめ
陰部神経痛(陰部神経障害)は、
・会陰部や陰部の慢性的な痛み
・座ると悪化しやすい症状
・灼熱感やしびれ
などを特徴とする神経痛です。
画像検査では異常が見つからないケースもあり、
骨盤底筋群の緊張や神経への負担が関与している場合があります。
長期間改善せずお悩みの方は、
お気軽に当院までご相談下さい。
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