つま先重心のデメリットと解消方法

水道橋の鍼灸整体院のルクス治療院です。

つま先重心になると痩せる、良い重心はつま先重心だ、などと世の中では様々な情報が飛び交っていると思います。結論から言うとつま先重心であることが、正解でも不正解でもないというのが本音なところです。ただし、極度につま先重心になると、身体に不都合が生じます。

今回はつま先重心になるとどのようなデメリットがあるのか、その前につま先重心がなぜ完全に悪いわけでないのかから紹介していきます。

目次

重心のタイプは人それぞれ

つま先重心のデメリット

つま先重心の解消方法

解消するための施術

お問い合わせについて

重心のタイプは人それぞれ

重心のタイプには4つあるとされていて、「4スタンス理論」という廣戸聡一が提唱する身体理論があります。足の前側、足の後ろ側、足の内側、足の外側、この4つの分類をしてその人がどの重心に置きやすいのかを判定するものです。判定方法などを掲載するととても長くなるので、一旦ここでは簡単に1つの例をあげて説明したいと思います。

A:真っすぐ立った時に両手を前ももに置いて前かがみになる

B:真っすぐ立った時に両手をお尻に置いて前かがみになる

これをおこなった時に、AorBどちらがやりやすいでしょうか?もしもAの場合にはつま先重心、Bの場合にはかかと重心が得意なタイプになります。どちらが良い悪い関係なく、その人が持つ特性があるということです。

ただし、過度にどちらかに重心が寄り過ぎることでデメリットが生じてしまいます。では、つま先重心のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

つま先重心のデメリット

つま先重心が強くなるとこのようなデメリットが出てきます。

扁平足

外反母趾

X脚

ふくらはぎの張り

反り腰

ストレートネック

つま先重心ですと比較的「母指球」という親指の付け根の辺りに重心が乗りやすく、膝が内側に入ってきます。腰や頭が前側に突出しやすく、反り腰やストレートネックの原因にもなりえます。

逆につま先下がりになるとふくらはぎの筋肉が使われやすく疲労を起こし、張った感じになりやすいです。

接地する足の位置でカラダの位置関係が大きく変わり、全体のバランスを悪くしてしまいます。つま先重心が強い人に向けた解消方法があります。

つま先重心の解消方法

つま先重心の人は足をみるとつま先が内側を向いているケースが非常に多いです。そうならないようにする方法としていくつかポイントがあります。これらは座っている時も立っている時も同様です。

両方のくるぶしを付ける

つま先を少し外に向ける

上半身は天井から頭の頂点が吊るされて感覚で

(座っている時)膝の角度は約90°

このようにおこなうと全体的な重心が後ろになる感覚があると思います。足裏ですとかかと寄りに重心が乗りにくいので、このような使い方をおこなうことで解消されやすいです。

解消するための施術

つま先重心で使われやすくなって縮んだ筋肉を緩めてあげること、かかと寄りに乗せやすいように骨格レベルからバランスを取る治療をおこなってまいります。お仕事での座り姿勢、歩き方などの生活指導も合わせておこないます。

お問い合わせについて

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