自律神経を整える呼吸法

現代社会ですと学校や職場での人間関係でのストレス、または食や生活習慣の乱れによって自律神経が乱れて不調になる人がとても多くいらっしゃいます。特にストレスによる自律神経の交感神経が優位になりすぎるケースが多いです。これから挙げるケースでもし当てはまるものがありましたら、簡単なセルフケアを紹介するのでご覧になってみて下さい。

交感神経優位すぎると

特に今回は自律神経の中の交感神経にフォーカスして紹介します。主に以下の影響が出現します。

肩こりや頭痛

手足末端の冷え

胃や腸の不調

睡眠障害

これらの原因を解説していきます。

交感神経が優位になると血管の収縮が強くなり、血流が悪くなります。肩こりや頭痛、冷えが主に挙げられます。また力が入りやすくなって主に肩こり症状を強めます。交感神経が優位になると副交感神経の働きが弱くなり、胃腸の働きが悪くなって不快感や消化不良などを引き起こします。これら一つでも当てはまった人で、慢性的な不調を抱えている場合には、交感神経優位による不調の可能性があります。次に紹介する呼吸法による調整で緩和するかもしれません。

呼吸法で自律神経を整える

息を吸う時には心拍数が少し上がり、息を吐く時には心拍数が少し下がります。心拍数が下がっている時はリラックス状態(副交感神経優位)の時です。副交感神経優位にするには以下のコツがあります。

・息を吸うを3秒、息を吐くを7秒を目安(トータル10秒)

・吸う時はお腹を膨らませて吐く時は凹ませる

・特に息を吐く時は口先だけで吐かない(力まない)

深呼吸のようにゆっくり大きくおこない、1回の呼吸時間を長くすることが副交感神経を優位にするのに大切です。呼吸は力まずおこなうようにします。息を吐く時間を長くするのは心拍数を下げることがリラックスしやすくなるからです。吸う吐くの時間はあくまで目安で、例えば吸う4秒で吐く6秒の方が力まずできるなら構いません。絶対に守るべきなのは吐く時間を長くすることです。この呼吸法を1回3分〜5分は最低続けてみましょう。

毎日続けると効果あり

仕事などで緊張し続けている場合、リラックスできていないと感じる時など適宜おこなってみて下さい。交感神経優位が強い人はこの呼吸が上手くやりにくいかもしれません。根気よくおこなうことで徐々にこの呼吸法がやりやすくなると思います。

それでも「より早く軽くなりたい」「呼吸が上手くできない」「それでも身体が軽くならない」方は鍼灸やマッサージ、運動療法などで血流促進などおこなっていくと良いです。

動画にてやり方も紹介しておりますのでよろしければご覧ください↓↓

自律神経調整の施術は

施術をすることで血流量が上がったりリラックス効果によって呼吸法がおこないやすくなります。ゴールは身体が楽になることかと思いますが、楽になる為の受け皿を作る上で施術も大切です。鍼灸・マッサージ・運動療法などはその基盤を作る為の手段です。問診→検査→施術の流れでおこなっていきますが、その中で必要だと思うケアを提案させて頂きます。

自律神経調整では主に鍼灸治療をおこなってまいります。特に鍼灸では血流促進やリラックス効果もあり、効果的になります。もちろん鍼灸が苦手な場合にはその他の施術方法を提案させていただきます。

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