理想的な歩行リズムについて

水道橋すぐにある鍼灸マッサージのルクス治療院です。

歩行が悪くなると体の不調が様々出現してきます。歩行には理想的な方法があるのはご存じでしょうか?良い歩行は良い体を作ることになります。では、どのような歩行が理想なのかを紹介したいと思います。

  • 理想的な歩き方
  • 一日の理想的な歩数
  • 歩行によって得られる効果
  • まとめ

理想的な歩き方

理想的な歩き方でポイントが3つあり、「足の着き方」「腕と脚の動き」「上半身の位置」が重要だと考えます。1つずつどのようなポイントがあるのか紹介します。

足の着き方

色々な意見がありますが、理想的な足の着き方は

踵(かかと)→指の付け根→指の腹

この流れが良いです。あとは指の接地ですが、小指〜親指で、最後は親指側で地面を蹴るようにすると理想的です。踵接地が良くないという意見もありますが、踵から接地することで足に掛かる衝撃を逃がすことできるようになります。

腕と脚の動き

歩行によって腕と脚の動きはとても重要です。腕がしっかりと振れていると脚も前に出しやすくなります。また、脚の歩幅を大きくすることで、上記の足の着き方の流れができやすくなります。脚の動きが小さいと股関節や膝、足の筋肉や関節があまり使われなくなってしまいます。

上半身の位置

歩く時に上半身の位置もとても大切で、例えば猫背で背中が丸くなると脚が前に出にくくなります。イメージはみぞおちを進行方向に真っすぐ向けて、頭は天井から吊るされているのをイメージすると真っすぐになりやすいです。よく「胸を張ると良い」などと言いますが、それは体に力が入りやすくなるのでNGです。体に余計な力を入れないようにすることがとても大切です。

一日の理想的な歩数

最近では在宅勤務などで歩行習慣のない方も増えていると思います。一日約8000歩が理想とされていますが、ただ歩くだけではなく上記のような歩き方をおこなうことが良いです。スマホを見ながら歩く、両手で荷物を持ちながら歩くなどをすると、歩行の仕方が悪くなりかえって痛みの原因になることもあるので注意です。

歩行によって得られる効果

歩行をすることで様々なメリットや良い効果が生じます。以下のようなものが挙げられます。

肩こり腰痛の予防

理想的な歩き方をすることで肩周囲の筋肉が使われたり、股関節など下肢全体の筋肉が使われやすくなります。筋肉が使われることで血流が促進され、コリや痛みを感じる箇所に溜まった老廃物が流れやすくなります。これによって肩こりや腰痛の予防や緩和にも繋がります。

姿勢の改善

歩行が綺麗になると姿勢を保持する筋肉が使われやすくなります。猫背や反り腰、巻き肩などは日々の習慣から引き起こされます。正しい歩行で良い姿勢を手に入れましょう。

代謝促進

長く歩けば歩くほど脂肪燃焼効果や代謝が促進され、高脂血症や高血糖などの場合に効果的です。但し、短時間ではあまり効果が得られにくく、続けて30分以上歩くことをオススメします。

まとめ

以上となりますが、歩行が綺麗になることで様々なメリットがあることを紹介させていただきました。日々おこなうことで結果が出るものです。継続しておこなって理想的な歩行リズムを手に入れ、歩行美人だけでなく体も健やかになれば幸いです。

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