手のしびれや神経痛でこんなお悩みはないですか?
✔仕事でパソコン操作を長くすると手のしびれが強くなる
✔上を向くと手のしびれや肩の痛みが出てくる
✔手の力が入りにくい
✔指の細かい動きができない(しづらい)
このような症状が強いとお仕事にも集中できないですし、日常生活でもかなりお辛いかと思います。
しびれや神経痛を放置していると、手術や神経障害が残ったままになる可能性があります。
初期の段階なら鍼灸や整体の治療だけで済むケースも多いです。
手のしびれや神経痛の原因や当院での治療について紹介していきます。
手のしびれや神経痛の原因
・首からの由来の神経痛
・腕からの由来の神経痛
ほとんどの場合は、良くなるものです!
このブログを見て操作してる手や腕が辛いと思ってご覧になっている方もいるかもしれません。
そう感じている方はご覧頂ければと思います。
首からの由来の手のしびれ・手の神経痛
原因の疾患別に紹介していきます。
頸椎椎間板ヘルニアによる腕や手のしびれ
頸椎椎間板ヘルニアは、頸椎と頸椎の間にある椎間板というクッション材の中にある髄核と呼ばれるものが外に飛び出ることを指します。
その飛び出た髄核が神経を圧迫することにより、神経の経路に障害が出てしまいしびれや痛みが出てしまいます。
症状としては、首や肩、背中の痛みや、腕にかけてのしびれがあります。
首の症状としては、上を向く時(うがいなどの時)に痛みが出てくるのと同時に、首や背中や腕にかけてに痛みやしびれが放散するようにして出てきます。
神経の圧迫された場所により、腕や手のしびれの場所が変わります。
第五頸髄神経領域のしびれ:肩から肘の外側にかけての痛みやしびれが出てきます。
第六頸髄神経領域のしびれ:肩や背中、上腕から肘の外側、親指にかけて痛みやしびれが出てきます。
第七頸髄神経領域のしびれ:肩から上腕、中指にかけての痛みやしびれが出てきます。
第八頸髄神経領域のしびれ:肩から背中、肘の内側から小指にかけて痛みやしびれが出ています。
頚椎症
頸椎椎間板ヘルニアと似ているのですが、椎間板や椎間関節(首の背骨の間の関節)が加齢などによって、脊柱管や椎間孔(神経が通る穴)が狭くなり、痛みやしびれが出てくるものです。
こちらも症状としては、首を動かす時に上を向くと首に痛みが出たり、それと伴い腕にかけてしびれが出てきます。
神経の障害部位によってしびれの場所が変わりますが、上記にあげたしびれの部位別に記載しておりますので割愛させて頂きます。
胸郭出口症候群による腕や手のしびれ
胸郭出口症候群とは、首や胸の周りを通る神経が圧迫されることにより首や肩の痛みや腕のしびれ、指先の血行障害などが出現するものです。
原因がいくつかあり、総称して胸郭出口症候群と呼んでいて、主に3つに分類されるので紹介していきます。
胸郭出口症候群の分類その1:斜角筋症候群。斜角筋とは、首の前側に付いている筋肉で、付着している場所は首から肋骨についてきます。
斜角筋のそばを通る、「腕神経叢(腕にかけて通る神経の束)」や「鎖骨下動脈」が圧迫されることにより、腕にかけてのしびれや血行障害が出現します。
原因は、斜角筋の負担が強くかかって(重いものを持ったり)繰り返し負担が掛かることで斜角筋が肥厚して圧迫しやすくなり引き起こります。
胸郭出口症候群の分類その2:肋鎖症候群肋鎖症候群とは、第1・2肋骨と鎖骨の間が狭くなることにより、間を通る「腕神経叢」と「鎖骨下動脈」を圧迫して手のしびれや肩の痛み、手の血行障害などが出てきます。
原因としては、鎖骨の骨折などの変形治癒で間隔が狭い状態になったり、筋肉や骨格の歪みにより、肋骨と鎖骨の間が狭くなり症状を引き起こします。
胸郭出口症候群の分類その3:小胸筋症候群(過外転症候群)。小胸筋症候群とは、小胸筋(肋骨から肩甲骨の前側に付着する筋肉)の間を通る「腕神経叢」と「鎖骨下動脈」を圧迫することで手のしびれや手の血行障害が出現します。
原因は、姿勢が前かがみの状態(巻き肩)の状態になると小胸筋も固まってしまい次第に神経や動脈を圧迫することで症状を引き起こします。
腕そのものから出る手のしびれ・手の神経痛
腕を通る神経そのものが圧迫することで、末梢神経を圧迫して手のしびれや神経痛などを引き起こします。
疾患別に紹介していきます。
手根管症候群(正中神経麻痺)による手の神経痛
手根管とは手首の手のひら側にあり、その手根管が狭くなることで間を通る正中神経を圧迫することで神経痛やしびれが出るものです。
症状は親指を上手く動かすことができず、OKマーク(親指とその他の指でつまむ動き)などが出来なくなるものです。また、筋力が低下して親指の手のひらの部分がやせ細るようになります。
原因は腕を良く使うことで起こるものが多く、その他は妊娠・糖尿病・リウマチなど様々あります。
肘部管症候群(尺骨神経麻痺)による手の神経痛
肘部管とは肘の内側にあるもので、その間を通る尺骨神経が圧迫されることで神経痛やしびれを引き起こします。
症状は小指や薬指のしびれや筋力低下、小指と薬指の第1・2関節が曲がり、指の付け根が伸びるような状態になります。(鷲手)
原因は、ガングリオンによる圧迫・加齢での肘の変形・骨折による変形・スポーツによる負荷などがあります。
橈骨神経麻痺による手の神経痛
橈骨神経とは、手のひらを前に向けて腕を伸ばした時に外側を通っている神経になります。
症状は、親指・人差し指・中指のひら側の感覚障害や下垂手(手を甲側に伸ばせない)があります。また、後骨間神経麻痺の場合には、下垂指となって感覚障害は起こりません。
原因はケガなどが多く、上腕骨骨折やガングリオン、使いすぎなどで引き起こります。また、腕枕などで長期的に圧迫されることでも引き起こります。
当院での手のしびれ・神経痛の治療について
神経痛の原因は様々ですが、例えば筋肉や骨格によるしびれだったり、頸椎の神経通やケガの後の治療は良くなるものがほとんどです!
主に神経の負担を掛けないようにする整体治療と、神経の循環を良くする鍼灸療法を併用しておこないます。
神経痛の治療で大切なのは、何が原因かどうかというところです。
正しい治療をしないと、あまり意味のないものになってしまいます。
症状の状態により良くなる経過は変わってきますが、週に1度の施術を2カ月は続けていきましょう!
特に末梢神経は損傷しやすく、修復には時間が掛かるものです。
症状がありながら、あまり気にせず放置していたりしていませんか?
あまりにも症状が強く出てしまっている方には、当院で治療はせずに整形外科等紹介してまいります。
お悩みでしたら、まずお問合せからでもしていただければと思います。
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