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腸脛靭帯炎での施術例

水道橋駅すぐ鍼灸・整体のルクス治療院です。

今回は実際に来院している方で「腸脛靭帯炎」で治療をしている例を紹介したいと思います。特にランナーに多い疾患になるので、参考にして頂ければと思います。

腸脛靭帯炎の治療の流れ

まずは痛みの部位や程度を確認してからおこないます。腸脛靭帯炎の場合には膝の外側の辺りで痛みが起こります。施術方法はマッサージ・鍼を併用しておこないます。万一、鍼を希望されない方は併用せず緩和させる方向で治療をすすめていきます。

施術部位について

腸脛靭帯に直接繋がる筋肉として「大殿筋」「大腿筋膜張筋」があります。大殿筋はお尻からももの外側へ、大腿筋膜張筋は骨盤の前側の出っ張りから外側に繋がり靭帯に移行していきます。まずこれらの筋肉の負担が大きくなっているので緩めていきます。また、膝下の脛骨(すねの骨)に繋がっており、引っ張られやすい状態になっている(主にO脚)事が多く、下腿の外側の負担も増えているのでそちらにもアプローチをしていきます。

施術方法について

主に靭帯や筋肉への緩みを作るための「マッサージ」「鍼」がメインになります。また、腸脛靭帯炎の場合には「O脚」の傾向になっている場合が多いため、それを改善するように「矯正」をおこない、痛みの緩和だけでなく「予防」も同時におこなうことが大切です。

予防としての試み

主に足の使い方が悪くなることで痛みが出やすくなってしまいます。足の接地面が小指寄りになっている場合が多く、親指方向での接地をするように指導しております。また、股関節等のストレッチをして、柔軟性を付けていくことがとても大切です。痛みがある間は競技はおこなわずに休むことを推奨しています。

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