肩こりの原因でも様々ありますが、その原因によって負担の掛かっているところは違います!
自分がどのようなタイプかを理解してもらい、それによっての対策をおこなうことで、辛い肩こりから解消できるでしょう!
それを知った上でタイプ別でのマッサージをおこなってもらい、痛みが少しでも和らいでもらえればと思います。
※あまりに固い筋肉になっていたりすると、痛みが引かない場合もありますので、その際はやり過ぎると、かえって痛くなる場合がありますので注意しましょう※
以下の動画でも紹介してありますので、ご覧頂ければと思います!
まずは自分がどのタイプでの肩こりなのかチェックしよう
肩こりの原因は大きく3つのタイプに分類します。
・ストレートネックのタイプ
・巻き肩のタイプ
・いかり肩の様なタイプ
3つの内複数ある場合もありますが、その場合はタイプごとに当てはまるマッサージを全ておこなっても大丈夫です。
では、どのタイプかチェックする方法から紹介していきます。
ストレートネックのタイプの肩こり
最近ではスマホ首と呼ばれたりするストレートネック。
首が前に入り込んでいると、通常よりも首の負担が約2倍かそれ以上多くなるとされています。
そのことで肩の負担も増えてしまい、肩こりの原因になってしまいます。
ストレートネックで負担の掛かる筋肉の部分が2つあり、「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」と「後頭下筋群」です。
この2つのポイントを緩めると良いです。
「胸鎖乳突筋」は胸骨と鎖骨から側頭骨につく筋肉ですが、その中でも鎖骨と胸骨の間辺りをほぐすと良いでしょう。
やり方は親指以外の4本の指で鎖骨と胸骨の間で円を描くようにほぐします。(約20秒程度)
「後頭下筋群」は頭の後ろの後頭骨と首の部分と繋がっています。
マッサージのやり方は、親指の腹を後頭骨に当てて、頭の頂点に向かって持続的に押してみましょう。(一回10秒くらいを3セット)
巻き肩のタイプの肩こり
巻き肩とは、肩が前に突っ込んでしまった状態のことを言います。
肩が巻いてしまうことで、肩甲骨や鎖骨の位置が悪くなることで、肩の周りの筋肉が固まってしまって肩こりの原因になります。
その時に特に負担の掛かる筋肉は「小胸筋」になります。
場所は鎖骨の下で、腕の付け根辺りにあります。
マッサージは、親指以外の4本の指の腹で円を描くようにしてマッサージをします。(約20秒ほど)
いかり肩のタイプの肩こり
いかり肩のように、肩があがってしまっている人も肩の上の方の筋肉が引っ張ってしまってます。
その場合では「僧帽筋」が固まってしまい、肩こりを引き起こしている事が多いです。
マッサージは、肩の上から腕になぞっていって少しくぼんだところがあるので、その周りをほぐします。方法は親指以外の4本の指の腹で少し擦るようなイメージでマッサージをします。(約20秒程度)
また、その流れで腕の付け根の周りもほぐすと良いでしょう。
肩こりには原因別の対処を!
肩こりを感じていても、人それぞれ原因が違う場合が多いです。
原因がはっきりすれば、どのように対策を取れば良いのかがわかるようになります。
紹介したマッサージは、やりすぎると痛みが出ることもありますので、強さや時間は守るようにしましょう。
マッサージをして強い痛みを感じる場合にはすぐに中止をして、ご相談頂ければと思います。
セルフケアをおこなっても肩こりなどが解消されない場合には、ご自身で良くなろうとする力(自己治癒力)が弱い状態です。その場合には、骨格や筋肉を良い状態にする必要がありますので、ご相談頂ければと思います。
痛みが出る前にセルフケアで対処することが大切です!
痛みを感じる前に、以上のマッサージをおこなって予防しましょう!
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国家資格【鍼灸師】【あん摩マッサージ指圧師】
埼玉県や東京で約10年、鍼灸院や鍼灸整骨院等で勤務し「ルクス治療院」を2020年に開業し院長として在籍。デスクワーカーのお悩みからスポーツ疾患、慢性疾患の改善や美容整体まで幅広くの顧客に対応。日常生活で痛みが出ないよう生活指導をおこなう。ファッション業界で勤務の経歴があり、趣味は筋トレ・ゴルフ(ビギナー)・温泉。