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更年期障害について

おおよそ40代半ばくらいに女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少するのと、加えてストレス的な要因も重なることで症状を引き起こしてしまいます。症状の程度や種類なども様々ですので、どのようなものがあるのかを紹介していきたいと思います。

更年期障害の症状について

自律神経の乱れを伴うことで症状が強く出現するものを多いです。どのようなものがあるかというと、

  • 頭痛
  • 疲れやすくなる
  • 肩こり
  • イライラ
  • 不眠
  • ホットフラッシュ

などがあげられます。特に特徴的と言われるものがホットフラッシュです。主にのぼせやほてりなどの症状です。汗が急に出て止まらなくなったり、顔が熱くなったりといった症状が出現したりします。原因としては、血管の収縮や拡張する能力が低下することで引き起こるとされています。

更年期障害が引き起こる機序

エストロゲンが低下するとみなさんが引き起こるかと言えば、そういうわけではありません。では、なぜ引き起こるのか?

それは、エストロゲンの分泌が低下することで、脳からの指令で「もっとエストロゲンを出せ!」と指令を出すようになるのですが、その際に同時に脳そのものにも強い指令が出て強い興奮が起こることで自律神経の調節がうまく出来ずに症状を引き起こしてしまいます。

当院での治療について

エストロゲンがある程度低下するのは仕方ないです。ですが、自律神経そのものの興奮するのを抑えることで症状を軽減させることは可能です。

特にこういった場合ですと鍼灸がとても有効になります。また、生活習慣等で自律神経の負担を掛けないよう生活指導もおこなっていきます。施術頻度は週1回を1~2か月程度続けていき、軽減されれば間隔をあけながら様子を見ていきます。通院頻度についてはご相談しながらおこなってまいります。

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