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野球肩(投球障害肩)と治療

原因

上記で言えるようなもので、フォーム不良によるものが多いとされています。また、オーバーユース(使い過ぎ)で引き起こる場合も多いです。

名前では野球と付いていますが、テニスやバドミントン、バレーボールなどの腕を振るスポーツには出やすいものとされています。

主な種類

インピンジメント症候群

肩の負荷が繰り返されることで上腕骨頭が肩峰と靭帯に衝突され、肩峰下滑液包が炎症を起こすことで起こります。野球肩の一番の原因です。

症状は肩を挙げて約60度以上くらいでの痛みで引き起こされます。

腱板損傷

上腕骨頭に付着する腱が、剥がれたり破れることで起きます。腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つで構成され、その部分の損傷の総称です。
夜痛くて寝れない、痛い方の肩を下にして寝れない、肩が痛くて上がらないなどの症状があります。

リトルリーグショルダー

成長期の運動障害で、投球のし過ぎにより成長軟骨(骨端線)が離開することで痛みを引き起こします。痛みを放置すると成長障害に繋がる恐れもあります。痛みは投球時や投球後、肩を捻じる時に痛みが生じます。

肩甲上神経損傷

投球動作を繰り返すことによるストレスや、肩甲骨の可動性の悪さで招かれることのあるものです。ガングリオンが形成されて圧迫されることもあります。

治療について

このような痛みがある場合は肩部周囲の筋肉のストレスが多く掛かっています。そのストレスを解くのもそうですが、周囲の関節の連動性を高めるようにすることで動きの拡張や痛みの軽減に繋がると考えます。

主な治療部位としては、肩関節に付着する筋肉のトリートメント、捻転動作が上手くできるようにするために胸椎や腹筋群の筋肉関節のアプローチ、股関節の可動性を向上させることをメインにしておこないます。障害の程度などで競技復帰までの期間は前後しますが、早期の治療で復帰までの時間は早くなります。

スポーツをする方を当院は応援します!諦めず治療をして早期の復帰につなげるようにしましょう!
何かわからない点などありましたら、一度お気軽に当院にご相談下さい!

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