慢性前立腺炎は別名では慢性骨盤症候群(非細菌性の場合)とも呼ばれていて、原因がわからないものが多いのが特徴です。急性のものは細菌感染(主に大腸菌)が原因となり、多くは尿道からの感染経路になります。その他では性ホルモン等の異常が原因とも言われています。急性期は抗生物質の投与が治療方法になりますが、繰り返す場合には慢性化します。慢性化した場合には鍼灸治療の有用性が多数です。最後までどうぞご覧ください。
目次
慢性前立腺炎/慢性骨盤症候群とは
非細菌性の場合には原因不明とされていますが、骨盤内うっ滞により、前立腺やその周囲にかかる神経や血流が悪くなることで憎悪するケースが多数です。
症状が出る人で多いのは、骨盤周囲の柔軟性の低下や緊張が強い、下肢の冷えや硬さが強い、ストレスや精神疾患等による自律神経での影響が挙げられます。これら1つでも当てはまる人は鍼灸治療が有効な可能性が高いです。
慢性前立腺炎/慢性骨盤症候群の症状
発症部位は主に骨盤周囲で、下腹部や尿道、会陰部、鼠径部、大腿部などの違和感や痛み、残尿感や射精障害、勃起障害、睾丸周囲の違和感など広い範囲に及びます。前立腺に関与する部位以外の症状が多いと判断しにくいのが特徴の疾患でもあります。痛みもそうですが、違和感の表現として「ソワソワする感じ」「ムズムズする感じ」と表現する方が多いです。症状の強さや部位は人によって様々です。
病院ではまず「植物由来のもの(主にセルニルトン)」が選択され、排尿困難や尿意切迫感では「α1ブロッカー(ユリーフなど)」「抗コリン薬」、その他では「5α還元酵素阻害薬(デュタステリド)」「漢方薬」「抗うつ薬」などが処方されます。皆さんこれらの薬を飲んでも緩和せず来院される方です。
慢性前立腺炎/慢性骨盤症候群の治療
当院での対応をお話していきます。
主に前立腺周囲の神経や血流が悪くなり引き起こされている疾患なので、「鍼灸」をメインにした治療になります。対象は骨盤周囲の神経や血流の改善を主としてアプローチをします。セルフケアとして運動や、必要に応じて骨盤内うっ滞を防ぐためのストレッチなどの生活指導をおこない、必ずご自身でも実践しておこなって頂きます。
治療による効果の実感として、早い方ですと1回施術で効果を実感し、3~5回までで多くの方に変化を感じて頂いております。症状が軽い方はそのまま消失することもありますが、罹患してからの期間や症状の程度によって変化の感じ方は大きく変わります。その後継続していくと大きく軽減することが見込めます。まずは週1回を1~3か月程度継続しておこない、安定して緩和すれば間隔を2週に1回~4週に1回と徐々に減らしていきます。来院して頂いている方の多数が軽減や消失している疾患になります。
もちろん病院の通院での併用も可能で、投薬治療をしている方はお気軽にご相談下さい。鍼灸を受けてからお薬の効きが良くなった方もいらっしゃいます。精神疾患がある場合には、投薬や行動療法などを並行して治療することで改善しやすくなります。(当院に御来院頂く方は、早く良くなりたい、薬の服用を避けたいという来院理由がほとんどです)
セルフケアについては以下の動画でもご紹介してあります↓↓
来院した患者さまの声になります
慢性前立腺炎で来院されていたY様(20代男性)からお手紙を頂きました。(個人の感想になります)
慢性前立腺炎で来院された30代男性の声(個人の感想になります)
前立腺痛・前立腺肥大症等でお悩みの60代男性の声(個人の感想になります)
慢性前立腺炎による頻尿(40歳男性)(個人の感想になります)
慢性前立腺炎尿道や下腹部の痛みや頻尿(37歳Kさん)(個人の感想になります)
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