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膝の前側が痛い時の原因と治療

水道橋すぐにある鍼灸マッサージのルクス治療院です。

膝の痛みがある人は少なくないと思いますが、その中でも膝の前側に痛みがある人には様々な原因があります。どのような疾患があるのか原因疾患や、痛みがある場合での対処法などを紹介しておりますのでよろしければご覧になって参考にしてみて下さい。

膝の前側に痛みが出る原因

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

名前の通りジャンプ動作や頻繁な膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで、膝の骨(膝蓋骨)の上下痛みが生じます。痛みで多いのは主に膝蓋骨の下です。軽症の場合ではスポーツもおこなえますが、痛みが強い場合には着地や階段の上り下りでの痛みが顕著になります。

膝蓋前滑液包炎

膝蓋前滑液包とは膝の骨と皮膚の間にある部分で、炎症が起こる場合には主に圧迫ストレスが掛かることで引き起こされます。原因として多いのは事故などによるケガや、正座や立て膝など膝を着いたり曲げている状態が続くことがあげられます。膝蓋前滑液包炎では、膝の曲げ伸ばしで痛くなったり、膝を触ると腫れやブヨブヨした感じになっていて痛みを感じます。

膝蓋大腿関節症

ももの骨である大腿骨と膝の骨とで関節を構成したものが膝蓋大腿関節と言い、その関節にある軟骨のすり減りによる痛みや炎症が起こることで痛みが出てきます。状態としては、膝に引っ掛かりが出てお皿の骨が動きにくくなってしまいます。痛みが強い場合には安静にしていても痛みが出てくることもあります。

膝蓋下脂肪体炎

膝蓋下脂肪体とは、膝蓋骨の下にあり膝蓋腱の内側にある組織のことをいいます。膝蓋下脂肪体は、膝蓋骨をスムーズに動かしたり、足を着いた時の衝撃を吸収する役割をもっています。この膝蓋下脂肪体には神経と血管が多く通っているので、痛みを感じやすく炎症が起こっている場合には特に強く感じます。

オスグッド・シュラッター病

主に成長期の子どもに起こるスポーツ疾患で、スポーツなどによる使いすぎやももの前側の大腿四頭筋の柔軟性低下によって、膝の骨の下にある「すねの骨(脛骨)」に痛みが生じます。ジャンパー膝と部位は近いですが、オスグッドの場合にはすねの骨の上(脛骨粗面)に痛みが出てきます。見た目でも顕著に現れ、すねの上が剥離して盛り上がるようになります。

対処法

まずは自己判断せず、レントゲンやエコーなどによる診断を整形外科にて診断してもらうことが大切です。強い痛みでなければ鍼灸やマッサージの施術にて、炎症の箇所だけでなく痛みによってバランスの悪くなった筋肉や関節の調整をしていきます。

鍼灸やマッサージの治療

鍼灸やマッサージでは炎症の早期の除去、関節や筋肉などの機能の回復を促進させる効果があります。炎症によって機能が低下した関節は早めに動く状態にする必要があり、回復までの期間にも大きく関わってきます。関節や筋肉を正常な状態へと戻し、その後鍼灸マッサージ以外では運動療法などで筋力強化をおこない回復へ向けてサポートしてまいります。

まとめ

以上が膝の前側が痛い時の原因と治療についてでした。膝の前が痛い疾患でも様々あり、痛みの原因によって対処法が少し変わってきますが、まずは診断をしてもらいその後の対処が回復までにとても大切になります。また、このような診断をされていても膝やその周辺の痛みが残る場合には、周囲の関節の機能などが悪くなっている場合があります。これらの症状などでのお悩みがありましたら、下部よりLINE公式アカウントなどによるご相談も承っておりますので、お気軽にご利用下さいませ。

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